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こちらは「音楽旅館」としてスタート致しました旧館でお出しして参りました料理の記録です。
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カバー&カバー

at 2000 07/16 01:00

今、小野リサの新譜を聞いています。この人、一応日本人なんですよね?それとも、日系南米人でしたっけ? とにかく、やってる音楽は洋楽だと思うんですが、どうなんでしょうか?
今度のアルバムは、シャンソンや英米のポピュラー・ヒットのカバー集ですが、当然全部ボサノバ仕立てです。 ポリスの”Every Breath You Take”が、特に気に入ってます。
そして、本人と共同でプロデュースに当っているのが、デオダードさんです。 70年代後半から80年代前半のKool&TheGangの一連のアルバムを手がけていたので、ご存知の方も多いと思います。
30年近く前には、ジャズ・アーティストとして(?)、Top10ヒットも出していますね。 60年代には、ボサノバの超大物ジョビンを手がけているので、原点回帰みたいなものでしょうか?

洋楽のカバー集ということで、またも日本人アーティストですが、小柳ゆきさんも紹介しちゃいます。
Koyanagi The Covers Product Tと題されたアルバムで、全11曲中、頭から8曲が全米ヒット曲のカバーです。 うち5曲がNo.1になったので、結構耳なじみがあるのではないでしょうか?
マルティカのカバーでもヒットしたCarole Kingの「空が落ちてくる」で幕を開けるのですが、 8曲目は「哀しみのマンディ」という立派な邦題がついているのに、なぜか原題になっているのは、彼女が生まれる以前のヒットだからなんでしょうか?
”Mandy”と”MacArthur Park”は、カバー・バージョンのカバーになっているのが、特に面白いと思いました。

Strange Magic (by ELO)

at 2000 07/23 21:10

ちょっと前になりますが、避暑を兼ねて1日で映画を3本見ました。3本立てではなく、3つの映画館を回りました。 その1つが音楽をとても巧妙に使っていて、すっかり魅了されてしまいました。その余韻が残っているうちに、ここに記すことにします。

題して、『何を今更、Virgin Suicides?』

公開から何ヶ月も経っているので、 ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、ミニシアターでの単館上映らしいので、東京近郊の方でないと見られないかもしれません。 夏休みに東京にいらしたら、渋谷のパルコパート3前の「シネマライズ」に行ってみて下さい。まだやってると思います。

監督は、父親の映画Godfather3に誰かの代役で出演して、女優として活躍していたソフィア・コッポラさんです。 でも、この映画を見て、監督の方が向いていると思いました。それほど、よく出来ています。原作よりもさらに深く掘り下げた演出は、 (悪く言えば「クドイ」となるのでしょうが)彼女のアイディアなんだそうです。
今から20年位前のアメリカの平均的な住宅街に住む美人5人姉妹の悲劇的な物語で、70年代の有名・無名のポップス・ナンバーが (多少白々しいくらいに?)効果的に配されていました。サントラには収録できなかった曲もあり、・・・・というか、 サントラだけでは選曲の妙が全くわからないと思います。
サントラとは名ばかりの、映画のストーリーとはあまり関係ない曲を集めたものが多い中、これは正にサントラでした。 故に今日的な意味のサントラとしては、非常に地味なヒット曲集になってしまっています。

物語は、末娘の自殺未遂から始まり、彼女を励ますために開いたホーム・パーティの最中に、ついに自殺に成功してしまいます。 その後、長女に目を付けた高校一の美男子君が、彼女の父である数学教師を説得して、残された四姉妹を高校のパーティに誘い出します。 長女が門限を破り、朝帰りをしたため、厳格な母親に通学すら許されないという軟禁状態にされてしまいます。
同年代の少年達が、あれこれと姉妹を励まします。とりわけ、電話で何も言葉を交わさず、ただポップスのレコードをかけて メッセージを伝え合うシーンは、歌詞の意味が完全にわからなくても、泣けてくるのではないでしょうか? しかし、少年達を呼び寄せた晩に、姉妹全員が自殺してしまいます。

さて、タイトルに使った曲は、高校のパーティでBGMのひとつとしてさりげなく使われていました。 私は、4人姉妹が母親の許しを得て参加したパーティでの高揚感をあらわしていたと解釈しています。
元々は、ELOがアルバム”Face The Music”から放った2曲目のヒットですが、1曲目がキャッチーだった分、当時はとても地味に感じていました。 でも、映画の中ではキラキラと輝いて聞こえて、こんなに魅力的な曲だったことに今更ながら気付いた次第です。
ELOのヒット曲では、”見果てぬ想い”、”イーヴル(イヴィル?)・ウーマン”についで、3番目に好きな曲に大躍進することになりました。 この順位、実はヒットした順番と同じなんですねェ。(笑)

お後がよろしいようで。

クラシックはお好き? パートT

at 2000 07/30 21:54

実は、今月クラシック系のアーティストのCDを4枚買いました。全部、今年3月にCDデビューされた高木綾子さんのものです。 芸大を卒業されたばかりのNew Faceで、フルート奏者です。
3月と7月に2枚ずつのリリースで、それぞれ片方はクラシック集、他方がポップスのカバー集の同時発売なんです。 カバー集の方は、レコード会社の意向もあるのか、最初がユーミンで、今度はカーペンターズの作品集になっています。

クラシックの方は、云々できるほど詳しくないので、「情感豊かな音色に心が安らぎます」とだけコメントします。
ポップスの方では、特に新作のカーペンターズの方に惹かれました。なにしろ、私が洋楽に目覚めたきっかけは、”Yesterday Once More”だったんですから。

レコードが磨り減るほど聞いていた位ですから、当然ジャッジは辛くなります。 それに、カーペンターズ自身がカバー曲の宝庫であったので、さらに掘り下げてオリジナルまで考慮してみるのも、いいかも知れません。 とは言え、カーペンターズを知って5年くらいしか経っていない方の演奏なのに、良くこれだけ多くの曲を消化できたなあというのが、第一印象でした。

くどいようですが、カーペンターズに対する思い入れが強い分、こういったカバーには聞く前から否定的だったりしがちです。 が、1曲目の「青春の輝き」だけで、早くも及第点を付けてもいいと思いました。 彼女のフルートを際立たせる、控え目なアレンジの勝利と言ったところでしょう。

最後に、タイトルの説明を。
Sir Elton Johnの81か82年頃のヒット曲”I Guess That's Why They Call It The Blues”の邦題に引っ掛けたものです。

クラシックはお好き? パートU

at 2000 07/30 21:54

昨日(7/27)、上野の東京文化会館で行われた「高木綾子フルート・リサイタル」に行きました。 15分の休憩を挟んでの2部構成でしたが、すべてクラシックものでした。 時に優しく、時に激しく、フルートを吹く様は怖いくらいでしたが、1曲終るたびに見せる安堵の笑顔は「女神(?)」のようでした。

終演後サイン会があり、4枚すべて持っているのに、会場でわざわざ1枚買って、サインしてもらいました。 とても気さくな方で、右手を差し出すと、すんなり握手もしてくれました。

Love KELLY

at 2000 07/29 23:46

Kelly Chenのアルバムを一度に2枚買いました。どっちもオリジナルの新譜のようで、リリース間隔の短さには驚かされました。 まるで、昔の日本のアイドル歌手みたいです。Faye Wongのように1年1枚のペースでも、香港あたりでは長い方なのだそうです。

音楽的には、欧米の音楽の影響をモロに受けていますが、ベースに中国古来の旋律やリズム感があり、J−POPが演歌っぽかったりするのと根は同じだと思います。
春に出た「愛?愛的」(?の部分の漢字がアップできないよう〜(T_T))というアルバムは、歌謡曲的なミディアム・バラードが多く、しっとりとした感じです。 夏に(つまり、つい最近)出た「花花宇宙」は、頭の2曲がユーロービートとC+Cミュージック・ファクトリーを足して2で割ったような感じで、意表を突かれました。 後半にバラードが出てきて、ホッとする終り方になっていました。

Asian PopsのCDには、サービス精神溢れるオマケが付いてくるのも魅力です。 前者にはミニ写真集、後者にはDVDがついていました。 ちなみに、前者の初回版は、LPサイズのジャケットの中に、メモ帖と鉛筆が付いていたそうです。
そもそも、国内盤が出ないことの方が多いし、出てもオリジナルのオマケは無くて、せいぜいポスターがもらえるくらい。 ファイナル・ファンタジーWで知名度の上がったFaye Wongのように、向うで新譜が出ると一月くらいで国内盤が出るのは、稀なケースです。 出ても、ボーナス・トラックと、販売店によってもらえたりもらえなかったりするポスターくらいじゃねェ〜。
ちなみに、Fayeの去年のアルバム「只愛陌生人」(なんて読むのかな?)、香港版にはVCDが付いていました。 PepsiのCMとCM曲のビデオクリップとメイキング映像が収録されていました。 CGとか駆使してましたが、水中のシーンは実際にプールで泳いでいるところを撮って、CG編集したようです。 「ママさん歌手頑張る」といったところでしょうか?(^o^)

でも、聞き始めてまだ2年弱で、あちらの音楽事情は全然わかりません。誰か教えて下さい。