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<< 旧館のアラカルト >>

こちらは「音楽旅館」としてスタート致しました旧館でお出しして参りました料理の記録です。
ご意見・ご感想・ご指導等を、どうぞお気軽に新館のGuest Roomsへお寄せ下さい。

なお、本文中に埋め込んである他サイトへのリンクの中には、リンク先サイトが
既に存在しない場合もあります。予めご承知おき下さい。

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谷村有美って最近どうしてるんだろう?

at 2002 10/02 01:38

今春社長夫人の座に納まった自作自演歌手谷村有美(36)は、もはや音楽作りに興味がなくなってしまったのだろうか?オフィシャル・サイト=Feel Mie Webの“yumi’s diary”を読んでいると、そんな気がしてきます。せめて会費を払っている熱心なファンに対しては、きちんと実情を報告して欲しいものです。少しは宇多田ヒカルを見習え〜ちゅーの!

※ 月初からこんな話題ですいません。(~_~;)

* 2004年2月補足=Feel Mie Webは、2003年2月のhttp://www.yumi-tanimura.com/のスタートに伴い終了しました。

「芸術の秋」特集1 = Pat Metheny Group “Speaking Of Now” Japan Tour

at 2002 10/02 21:06

<<序文>>
「宿帳」で一通り感想を述べてしまった上、他の公演の感想などもお寄せ頂いているので、改めて「営業日誌」で取り上げるのは止めようと思っていました。しかし、台風一過の初夏のような陽気に、気を取り直して感想をまとめてみることにしました。(9月20日の昼下り NHKホールにて)

<<本文>>
最新アルバム“Speaking Of Now”ではコア・カルテットの一角にまで及ぶメンバー・チェンジが行われ、ファンを大いに驚かせたものです。そして、そのまんまのメンツで来日することが発表された時から、1回は見ておきたいと思っていました。
しかし、余りにも早すぎるチケット発売に予定が立てられず、一度は諦めました。その後、ビデオ録りのため平日昼間に追加公演が決まり、これは神の啓示に違いない(?)と直感し、チケットを予約してしまいました。(^o^)丿

平日の昼間ということで、客の入りは50%強といった感じでした。従って、3階席は完全にクローズされていました。しかし、1曲終わる度に、全員が一人で2〜3人分くらいこなしていたんじゃないかと思えるほど盛大な喝采が沸き起こり、場内が満たされる凄まじさでした。\(~o~)/
もしTV等でご覧になる機会がありましたら、客入りとは不釣合いな拍手に、効果音を被せているのだろうといった勘繰りは、どうかなさらないで下さい。多分、実際の拍手をそのまま使ってくれると思います。

とにかく、休憩なしでほぼ3時間というパファーマンスでしたが、ふんだんに盛り込まれた各メンバーのソロ・パートや、曲に応じてバンドの編成をトリオやカルテットに変えるなど、緊張感が途切れることはありませんでした。しかし、余りにも心地よい演奏に全身の力が抜けて、ビデオカメラが回っていることも忘れて、体全体で演奏を鑑賞されている人もいたようです。(^m^)
まあ聞き方は人それぞれですが、仮に曲間をカットしても相当な時間になるでしょうから、全部オンエアされるのか甚だ疑問です。前夜や当夜の公演も同様の長丁場だったそうですから、一切手抜きなしだったと考えられます。それを割安料金で堪能できたのは、日頃の節制の賜物だったのかもしれません。v(^_^)

詳細はこちらのオフィシャルサイトで!要英文読解力(^^ゞ
何がそんなに凄かったのかといえば、新メンバー3人(左の写真の右半分の3人)の活躍振りでした。リーダーのPat Methenyが、今回ほどバンドの一員に成り下がって見えたことはありませんでした。逆にいうと、“Group”である必然性を見せ付けられたわけです。

特に凄かったのは、Richard Bonaのマルチ・プレーヤー振りでした。NHK「みんなのうた」の「風がくれたメロディ」で達者な日本語を披露したりしているので、日本でも早くから注目されていたようですが、カメルーン出身の多才なミュージシャンには圧倒されっ放しでした。メンバー紹介の際に担当楽器のところで、リーダーに『everything!』と言わしめたほどです。
パーカッション、リズム・ギター、木琴、ボーカルあたりは、歴代のメンバーでもこなしていましたが、Steve Rodbyというベーシストがいるのでやらないと思っていたベースも1曲弾いてくれました。Pat Methenyのギター、新加入のAntonio Sanchezのドラムと、白熱のトリオ・セッションを展開してくれたのですが、彼のプレイには余裕すら窺えました。演奏を終えて、当人達が一番充実感を味わっていたようで、互いに手打ちをして賞賛し合っていました。

新加入のドラマーも、ソロ・パートでテンポが怪しくなる場面がありましたが、目まぐるしく変化するリズム・パターンは音の万華鏡のようで、目が回りそうなほど多彩でした。バンド全体が若返ったような印象を受けたのは、彼のハツラツとしたプレイが大きく貢献していると思いました。(前任のPaul Werticoさん、ごめんなさい。<(_ _)>)

もう一人忘れてならないのは、ベトナム出身のトランペッターCuong Vu。エフェクターやサンプリング・マシーンを用いていたとはいえ、彼のユニークな奏法が繰り出す多彩な音色も、“Group”に新たな息吹を吹き込んでいました。

唯一の不満というか、これは来日のたびに思うことですが、やはり新譜中心の選曲だと、それ以前のレパートリーからの曲が大体決まってしまうことでしょうか。“We Live Here”のツアーでは思いがけずもThis Is Not America をやってくれて非常に嬉しかったのですが、今回どうやら私が観た「昼の部」だけだったようですが、First Circle をやらなかったのは大変有難かったです。毎回あの複雑な手拍子に付いて行けず、口惜しい思いをしていたからです。

まっ、これは贅沢な不満というものですね。割安料金でPMG“Now” を存分に堪能できたのですからね。しかも、ひょっとしたらTV出演を果してしまうかもしれないのですから。DVDになったらどうしよう?・・・・な〜んて、今から心配しているミーハー(死語?)な宿主であった。(^^ゞ

<<後書>>
9月30日の朝日新聞の夕刊に、ピーター・バラカン氏のコンサート評が載っておりました。こちらも参照されてはいかがでしょうか?

「芸術の秋」特集2 = Todd RundgrenBlue Note JapanTour

at 2002 10/12 01:34

昨年のビートルズ・トリビュートでの熱演が懐かしいTodd Rundgren 、今年は2週間で日本の高級ジャズクラブBlue Noteの系列4店を廻るという異色の来日公演を敢行してくれました。1日2ステージを10回こなすというハードな日程ゆえ、前半最終の9月21日の時点で既にかなりお疲れの様子でした。もう50代も半ばなのに、どうしてこんなに過酷な仕事を受けちゃったんでしょうねぇ〜?

私が足を運んだのは、21日のブルーノート東京と28日のモーション・ブルー・ヨコハマでした。もちろん両日とも両ステージを鑑賞してきました。終電のことを考えると、セカンド・ステージの予約には一瞬の躊躇がありましたが、ほとんどソロに近いパフォーマンスとなると何が飛び出すか分らないのが常です。わざわざ出かけて行くのだから、2ステージとも観ないともったいないと、サッサと予約してしまいました。案の定、2ステージ同じ内容でやるようなアーティストではありませんでした。1時間の休憩が入る2部構成のコンサートと捉えた方が妥当かもしれない、そんなパフォーマンスでした。

試作品のためブラウザでご覧になった感想・助言等をお寄せ下さい 当日のセットリスト(演奏曲目)は別窓に用意しました。左記のアニメーションをクリックしてご覧下さい。注釈を付けておきましたが、基本的にはTodd がギター、ピアノ、そして、ウクレレ!(爆)を演奏しながら歌うか、MP3のカラオケをバックにパーカッションでリズムを取りながら歌うスタイルでしたが、大阪・東京・福岡ではTony Levin Bandでも活躍しているJesse Gress が演奏をサポートしてくれました。あいにく暗がりで書き留めたメモが怪しくて、Jesse Gress の伴奏だけだった曲と、MP3のカラオケも付いた曲の区別がハッキリしません。別表に誤りがありましたら、「宿帳」または「私書箱」あてにご一報いただけますと大変助かります。

曲目自体はあちらこちらのファンサイトで確認いたしましたので、21日の第二部でTodd が次にやる曲を考えている間にJesse Gress が披露した曲まで分りました。このセットリストでは一目瞭然とは参りませんが、同じ日の2ステージを比較すると、ダブリ曲が全体の3分の1程度。しかも、21日の“Can We Still Be Friends”や28日の“Hello,It’s Me”のように演奏形態が違うものもあり、正に予想通りの展開でした。さらに、21日と28日を比較してみると、“It Wouldn’t Have Made Any Difference”や“Born To Synthesize”のような演奏形態の違いも楽しめました。特に後者はブルージーなジャズ風のアレンジが施されていて、場所柄に一番フィットしていたように思います。
福岡のセットリストが分っていないのですが、大阪・東京・横浜のセットリストを演奏形態の違いを無視して集計すると通算34曲(Jesseのソロは除く)で、この2日間でそのうちの31曲を聞くことが出来たことになります。経済的・日程的に全公演制覇なんて到底無理な私の場合、限度ギリギリの予算で効率良く楽しめた方ではないかと考えます。(タダの慰め?)

何やら統計的分析の話になってしまいましたが、肝心のパフォーマンスはどうだったかと言うと、ブルーノート史上最悪の演奏だったのではないでしょうか?特にピアノの弾き語りは、自分で作った曲なのに複雑すぎてコード進行を忘れてしまうのか、急にテンポが遅くなったり、演奏が中断してしまったり、観ているこっちがハラハラさせられる場面が幾度かありました。ギター弾き語りでは、弦の張り方が甘かったのか、ギターそのものが良くなかったのか、曲の途中でチューニングし直したり、21日のファースト・ステージでは3曲目で弦が切れてしまうアクシデントに見舞われたりして、ギターに罵声を浴びせていました。

少々聞くに忍びない演奏で客席の雰囲気が怪しくなってきたところで登場するのが、大阪の東急ハンズで買ったというピンクのウクレレでした。今のところまだ最新アルバムである“One Long Year”から唯一披露したのが、本当にウクレレで演奏した“Bang On The Ukulele Daily”でした。元歌は、1982年のアルバム“The Ever Popular Tortured Artist Effect”(トッドのモダン・ポップ黄金時代)に収められていて、シングル・カットされた“Bang The Drum All Day”です。コメディ・タッチの演奏にウッカリすると笑い捲って終わってしまいがちですが、トッド流ハワイアンに見事にリアレンジされていて、後述のボサノバ・バージョン群に引けを取らない秀逸さです。

東京公演では中盤にJesse Gress が登場し、さらに東京・横浜両会場ともにMP3 Karaoke Band(笑)が加わり、ようやく安心して聞けるようになります。ここで披露されるのは、主に1997年の企画アルバム“With A Twist”の曲です。早い話がボサノバをベースにリアレンジされたセルフ・カバー曲が中心で、今回の来日に何度も足繁く通うと、結果的にこのアルバムを全曲楽しめるようになっていました(笑)。これはJesse Gress が同行することが分った時点で十分に予期できたことであり、場所柄それが一番相応しい演奏形態だと思っていたので、私的にはこれをもっと沢山聞けるものと期待していました。もちろん同時に、絶対これ一色にはならないことも予期していました。(笑)

最大の聞き物はMarvin Gaye のカバー“I Want You”だったのではないでしょうか?冒頭こそボサノバ調の歌い方でしたが、後半は全身全霊を込めてMarvin Gaye になりきった感じのソウルフルな熱唱でした。よく考えてみれば、ボサノバなのにソウルフルというのはシックリ来ないイメージですが、不自然さを感じさせないのは圧倒的な歌唱だけでなくアレンジの妙でもあると思います。
もうひとつ、このセクションでラッキーだったのは、ピアノの弾き語りによるラウンジ・ミュージック風のバージョンと、“With A Twist”収録のバージョンの両方が聞けた“Hello,It’s Me”でした。特に後者の「ジャングル大帝」や「ライオン・キング」に描かれた文明社会とは無縁の世界を想起させるプリミティブで雄大なアレンジは、この曲に新たな魅力を与えていました。

ブルーノート東京のアーティスト・ページへJesse_Gressのオフィシャル・サイトへ
  Todd Rundgren promotes ・・・    Jesse Gress in Hawaii for “With A Twist”

それにしても、悲惨な演奏への苛立ちからだったのか、客の気を逸らすためだったのか、曲の合間には相撲の話や下ネタ・ギャグが飛び出してきて、大いに笑わせてくれました。おかげで、ブルーノートの品位はガタ落ちだったのではないでしょうか?(笑)
結構日本語を交えたギャグもありましたが、28日に披露した日本のTVCMのパロディは、何のCMだったのかサッパリ分りませんでした(苦笑)。良く言えばサービス精神旺盛ですが、もし万一このパフォーマンスのライブCDかビデオが出るなら、こんなタイトルはいかがでしょうか?⇒A WizardA True Comedian (^^ゞ

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年の夏はTodd はツアー続きでした。6〜7月は新編成の“Abbey Road”バンドで、8月はDaryl Hall & John Oates の前座でした。そのせいか、ファルセットには厳しいものがありましたが、全体的に歌声は非常に力強く、“A Dream Goes On Forever”を歌いながら退場していくシーンや“Hawking”での歌唱は感動的ですらありました。

ツアーと言えば、先日初ソロ・アルバムのプロモーションで来日したJohn Oates もほのめかしていましたが、来年4月頃にDaryl Hall & John Oates として来日するようです。そして、奥様のMichele と話をした方の情報によれば、Todd も一緒に来るかもしれないそうです。8月のツアーの評判を漏れ聞いているので今からとても楽しみですが、4月の来日公演を観に行った全盛期のヒット曲しか知らないようなH&Oファンは、この組み合せをどう捉えるのでしょうか?

今はツアー続きで疲れた心身を労わって欲しいという気持ちで一杯です。お疲れ様&ありがとう=>Todd!

一応「10年振り」ということで・・・・
UP Peter Gabriel

at 2002 10/12 14:04

最新ビデオクリップはコチラから!(ブロードバンド接続向き)ソロ名義の新作としては2年前の“Ovo”以来というのが、本当は妥当なのかもしれません。しかし、このアルバムは、2000年にロンドンで開催された万国博覧会的テーマ・パーク=ミレニアム・ドームでのビジュアル・アート作品のためのBGMという性格を帯びていたため、一般的には“US”以来10年振りのオリジナル作品と見なされているようです。
こういう書き方をすると、日本では“UP”と同日発売だった来春公開予定の映画「ラビット・プルーフ・フェンス」のサウンドトラック“Long Walk Home”は無視かよと思う方もいらっしゃるでしょう。もちろん承知の上です。どのみちオリジナル・アルバムの対象から外す訳ですから、同じことじゃないですか!

さて、アルバムの第一印象は、一言で言えば10年前と余り変り映えがしないということになります。とは言え、音の作り込みはますます入念になったように思います。冒頭から、作り物と分っていても、その巧妙な作りに度肝を抜かれる「お化け屋敷」に紛れ込んでしまったような錯覚を覚える“Darkness” です。くれぐれもボリュームを上げ過ぎないようにご注意下さい(マジっす!)。
この曲ではちょっとKing Crimsonっぽい印象を受けたのですが、アルバム・タイトル曲と見なして差し支えないと思われる次曲“Growing Up” 以降も、どこかダークで陰鬱な曲ばかりです。疲弊した人間社会への絶望と怒りに満ちているような印象は、視点は異なりますがLauryn Hillのグラミー受賞アルバム「ミスエデュケーション」に通じるものを感じました。

最新ビデオクリップはコチラから!(ダイヤルアップ接続向き)しかし、何度か聞き返しているうちに、そうした楽曲群の向こう側に、悲観的になって回顧主義に走ってはいけないという励ましにも似た警鐘が聞こえたような気がしてきました。ポピュラー音楽の分野で世界規模の商業的な成功を収めたPeter Gabriel は、音楽の中にも見出せる社会的な問題意識から、平和運動(特に人権問題)に積極的に関与したり、WOMADや自ら主宰するRealworldを通じて世界各地の音楽を紹介したり・・・・広範な社会活動を行っています。そういう前向きな姿勢が自ずと音楽に反映されているのかもしれません。そうでなければ、恐らく製作過程で精神的な破綻をきたして、こういう作品は生まれなかっただろうし、作れなかっただろうと思います。

悲壮感漂う中にも慈愛の心が感じられる重厚な作品に仕上がっていると感じて、個人的にはとても気に入っていますが、やはりこの地味さ、暗さは一般ウケし難いような気がします。レコード会社も余り売れないだろうと予測したのか、初回出荷分が少なかったようで、一時品切れだった店もありました。これは、日本先行発売だった上に、日本版のみ2枚組特別仕様だったことが、予測を上回る売れ行きに繋がっただけだと考えます。
前作に伴う来日公演も、コアなファン以外のリアクションが悪いから、勝手が違ってやり難そうだったし。多くの日本人には、例え熱心な洋楽ファンであっても、Peter Gabriel というアーティストを欧米人と同レベルで理解することは難しいように思います。かく言う私も、努力はしてるつもりですが、まだまだそのうちの一人だと思っています。

これで禁断症状も解消だ!
“Miracle / BoA”

at 2002 10/14 23:00

今やほぼ全てのニュー・リリースがCCCD仕様になってしまったAVEXグループ。おかげで、hitomi のベスト盤も、MISIA の新譜も、そして、BoA のシングルやりミックス・アルバムも、泣く泣く購入リストから外しました。なぜCCCDをそんなに嫌うのか、その理由は既にサンザン書いてきたことなので、過去の「営業日誌」をご覧頂きたいと思います。ここでは久しぶりに買ったBoAの新譜について、喜びのほどを語りたいと思います!

この画像にはリンクの設定はございませんこのアルバムは、BoAの母国でリリースされた韓国盤です。恐らく韓国のファンは、私以上に待ち望んでいたのではないでしょうか?日本語音楽禁止の韓国では、BoAが日本語で歌っている楽曲は、放送もCDの販売も許可されていないからです。
内容は、日本でのファースト・アルバム“Listen To My Heart” をメインに、日本語ヴァージョンしかなかった曲を韓国語で録音し直したものです。韓国のファンにとっては限りなくオリジナル・アルバムに近い内容だと思うのですが、5月にフル・オリジナルの「2集」が出ているので、韓国式に『2.5集』という位置付けになるのではないかと思います。

私が嬉しいのは、前振りで察しは付いていらっしゃると思いますが、久しぶりでCCCDではないアルバムだからです。今後はず〜っと、このように韓国盤しか買わないことになるのでしょうか?日本で出るシングルやアルバムは、CD店で試聴するだけで、あとは指を咥えて見ているしかないのか!と思うと辛いです。
CCCDはPCでまともに聞けない代物ですが、この韓国盤は例によってPCでの再生を想定したフォト・ギャラリーやウォールペーパー(3種)という特典も付いてきます。どれを壁紙にしようか、こういうことで迷うのも(バカ丸出しですが)楽しいものです。
韓国のSM Entertainment は、ホントいい会社ですね。業務提携をしているAVEXとは対照的な経営方針のように思えるのですが、そもそもIT先進国=韓国では音楽CDのデジタル・コピーは問題になっていないのでしょうか??

それにしても、秋を意識したコンセプトなのか、歴代の韓国盤と比べても地味な印象は拭えないジャケットですね。その上、収録曲も所詮は既発表曲ばかり。CCCDのおかげで購入を見送った“Valenti”や“奇跡”のような曲をGETしたのが、せめてもの救い?実はこのCDを買ってから気付いたのですが、“奇跡”は「1.5集」に収録されていた“Destiny”の韓国語バージョンだったのです。シングルのカプリング曲とかで韓国語バージョンが発表されていないものがまだあるのか、これ以上詮索すると喜びが半減しそうなので止めておきます。

この画像にもリンクの設定はございません余談ですが、このアルバムと一緒にユンソナのCDも買いました。このCDの存在を知ったのはネット通販でしたが、どこも軒並み品切れ状態でした。そうなると、現物をCD店の店頭で見つけたら欲しくなるのが心情というもの。
このアルバムは2000年の発売だったようですが、韓国は人気アーティストのCDでも廃盤になるのが早いようですね。というか、「売り切れゴメン」の追加生産はしない主義で、利益の深追いはしないのかもしれません。ユンソナのファンなら持っていたい代物でしょうが、音楽的に興味を引くものはなかったです。

芸術の秋はリリース・ラッシュ

at 2002 10/16 20:24

既に発売されているタイトルもありますが、宿主の備忘録ということで、ご理解賜りたく存じます。もちろん新たに追加した情報もあります。(音楽・映像の再生にはRealPlayerが必要です)

 9/27 魂の叫び / U2 (DVD洋画) ¥4,700 [注1]
10/2  ロード・オブ・ザ・リング (DVD洋画) ¥4,700
10/17 Naked Ride Home / Jackson Browne (CDアルバム) ¥2,400 [注2]
10/23 Fairy Tale / 倉木麻衣 (CDアルバム) ¥2,913
10/29 RARITIES / 山下達郎 (CDアルバム) ¥2,913
10/29 タイトル未定 / 角松敏生 (CDアルバム) ¥2,913
10/30 The Best Of 1990-2000 / U2 (CDアルバム×2+DVD=初回限定生産) ¥3,300
10/30 One More Car,One More Rider / Eric Clapton (DVD洋楽) ¥3,980(初回版特価)
11/6  Shaman / Santana (CDアルバム) ¥2.427
11/7  Testify / Phil Collins (CDアルバム) ¥2,400
11/8  E.T.−20周年特別版 (DVD洋画) ¥3,980
11/20 Corporate AmericaBoston (CDアルバム) ¥2,400 [注3]
11/22 AKIRA (DVDアニメ) ¥3,800


注1) リンク先は新曲“Electrical Storm”のビデオクリップの試聴サイトです。期間限定だそうですので、お早めにご賞味下さい。

注2) アルバムの全曲フル・レングス試聴になります。ネット・サーフィンのBGMなど、お時間に余裕のある場合にどうぞ!

注3) MP3ファイルの再生が標準設定になっているソフトウェアで再生されます。再生が中断してしまう場合は、下記サイトよりMP3ファイルを無料でダウンロードできますので、こちらをお試し下さい。
http://artemisrecords.com/boston_multimedia.aspx
(曲名にポインタを合わせたら、右クリック⇒対象をファイルに保存⇒適当な保存先を指定してOKをクリック⇒保存したファイルをダブルクリックすると再生が始まるはず)

何となく詐欺まがいなCD? でも騙されたもん勝ちかも!
“A Taste Of Bosa Nova / Sonia”

at 2002 10/20 16:20

日頃ポイントの分散を避けるため、特定の系列CD店で買物するようにしているので、某外資系店での買物は久しぶりでした。きっかけは、当初10/9発売と予告されていたJackson Browneの新譜(国内版)が、行きつけの店になかったことです。他店も同様か確認のために寄った外資系の店では、1枚なら10%オフ、2枚以上なら15%オフになるセールを開催していたのです。とにかく対象商品が3400タイトルを超える国内盤ということで、1枚だけ欲しいCDがあることが分った時点で閉店時間になってしまいました。

1週間後に発売が延びた件のCDを買いに行った際に、改めてその外資系店を訪れました。既に持っているCDかどうか記憶が釈然としなかったため、1時間半かけて店内を隈なくチェックした後で、手元に持っていた7−8枚のCDのうち、2枚だけを買うことにしました。15%引きが災いして700円程度の端数が出てしまうので、セール対象品ではなかったCDを1枚追加して、ポイントに換算されない端数を200円程度に抑えることにしました。

余談ですが、行きつけの店なら通常、税抜き買上金額の5%相当のポイントを還元してくれます。従って、こういう余計な買物をしなくて済むのですが、品揃えという点ではその外資系に負けているのが難点。まあ、一長一短ですね。貧乏性なくせに端数調整のための商品を物色するのが面倒臭いという性分なので、行きつけの国内大手のチェーン店を頻繁に利用してます。

少しはマシな解説が掲載されている初発盤はコチラでご確認下さい誤解を招く恐れのある解説が掲載されている再発盤はコチラから!
2nd Album(2000)      3rd Album(2002)

さて、セール対象品でもないのに買ってしまったCDがコレ(左上)です。スペシャル・プライスで再発売みたいなことが表記されていたのが決め手でしたが、モチロンちゃんと試聴しました。ただし、帰宅後その外資系CDチェーン店のウェブストアで調べたら、最初に2000年に発売された時は税込2,300円で、2002年9月の再発では税抜2,300円であることが発覚!(怒) これが不信感の第一歩でした。

買ったからこそ分ったことですが、アーティスト名が「ソニア」でジャケットがこれだと、女性シンガーのソロ・アルバムのような佇まいですが、実は6人組のグループでした(激怒)。しかも、日本人と思われるメンバーが半数を占めている他、スタッフもほとんど日本人のようです。道理で洋楽のカバー(この選曲のセンスからして既に怪しい!笑)に紛れて、シーナ&ザ・ロケッツの“YOU MAY DREAM”が取り上げられているわけです。こうなると、ジャケットの女性はタダの看板娘なのか?という疑惑が浮上してきます。思わずミリ・ヴァネリを連想してしまいました。(笑)

おまけに、そのウェブストアの再発盤の解説までが、ソニアというボーカリストが歌っているかのような内容になっています。しかし、初発盤の方には、もう少しまともな解説が掲載されています。う〜ん、やはりこの状態は好ましくないような気がします。

しかし、私が一番頭に来たのは、背ラベルに小さく書かれている発売レーベルのサイト!何度挑戦してみても「ページが表示できません」というエラーになってしまいます。ラベルの説明によれば、このCDをPCにセットした状態でアクセスが可能となるスペシャル(またかよ!)WEBサイトが楽しめることになっています。普通はCDをセットしていなくても、トップページくらいは表示されるもんじゃないかと思うのですが、どうなってるんでしょうね?(もし上手く表示されたら、お知らせ下さい。<(_ _)>)

確か店頭のPOPにも、『ソニアの幼さの残るボーカルが、ボサノヴァにアレンジされた洋楽ヒットのカバーにマッチしている』とか、いないとか・・・・稚拙な解説が書かれたあったような気がします。その上、演奏もボサノヴァ特有のほのぼの感に乏しくて、お手軽なアレンジを譜面通りにソツなくやってる感じです。こういうのは日本のお洒落なカフェでBGM的に流れる方が相応しいのかもしれません。そういうふうに割り切って聞くと、結構イケル気がしてきました。>^_^< ←実は気に入っていたりするわけ!

BBMAK vs TAXIRIDE (第2ラウンド?)

at 2002 10/24 00:30

日本語公式サイトへジャンプします日本語公式サイトへジャンプします
BBMAK/Into Your Head   Taxiride/Garage Mahal

イギリス出身のBBMAKとオーストラリア出身のTaxiride、それぞれのファンには申し訳ないのですが、私はこの2組のアーティストを対にして捉えています。共に3人組(後者はデビュー当時は4人組だった)で、1999年のデビュー(後者の日本デビュー盤は2000年2月発売)で、しかもデビュー当時は両グループともグループ名を小文字表記していた上、サウンドのタイプが似ていたからです。さらに、冒頭にジャケット写真を掲載した双方のセカンド・アルバムの発売時期までが近い(左が9月、右が7月)という事実に、ますます因縁めいたものを感じずにはいられないのです。

こういう場合、大抵は「二者択一の法則」が働いて、どちらか一方のCDしか買わないのですが、この二組の場合は甲乙付け難く、前者に関してはアメリカでヒットしたせいもあって、USデビュー盤まで買ってしまいました。では、前者の方がちょっとだけ余計に好きなのかというと、実はその逆です。サウンドの厚みの分だけ後者の方が気に入っているようです。
その根拠は2001年初頭に発表した私的年間チャートです。前者はアメリカでヒットした“Back Here”がノミネート対象になっただけですが、後者はデビュー・アルバムが対象になっています。アルバムを重視する私としては、当時から後者の音楽性の方を高く買っているようです。しかし、結局、今回も両方とも買ってしまいました。(苦笑)

そもそも、何で「二者択一」なんてことするんだあ!と、怒りにも似た疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。その理由は至極単純です。ちょっとでも気に入ったらからといって、片っ端からCDを買えるほど金持ちじゃないからです。
そういう意味でCDの時代になって、試聴機を設置している店が増えたのは有難いことです。アナログ盤全盛の時代には、試聴させてくれる店なんて皆無に等しかったですからね。当時、アルバム(LPレコード)を買うか、シングルだけにするかの判断基準は、全米トップ40でした。つまり、2曲以上ヒット曲を送り込んだアルバムかどうかでした。
でも、実際、本当に有難いことなのでしょうか?取捨選択をしているにもかかわらず、10代の頃よりも沢山買っています。いわゆるこれが「大人買い」ですね。まんまとCDショップの策略にハマッてしまっています。ああ、情けない。

さて、BBMAK vs Taxirideの第2ラウンドですが、私としてはやはり後者に軍配を上げるでしょう。抜けたメンバーには失礼な話ですが、初めから3人組でもやっていけたのではないかと思えるほど、充実した出来だと感じたからです。ポップなメロディをストレートなアレンジで聞かせる曲から、へヴィ・メタル調のギター・リフが飛び出してくるちょっとハードなナンバーまで、楽曲の多彩さが一層増した印象があります。しかも、どの曲も緩急のバランスが絶妙なアレンジになっていて、正に私好みです。
だからと言って、前者を軽んじるつもりは毛頭ありません。スタジオワークに懲りすぎていない分、アコースティック・ギター3本抱えて、たった3人でインストア・ライブを行っても、十分にインパクトがあります。そこに彼等の強みを感じました。しかも、イギリス出身でありながらドライなポップ感覚は多分にアメリカ的で、1970年代にフォーク・ロック調で人気のあった「アメリカ」というグループに近い印象があります。

そもそも「二者択一」なんてしようとするから無理が生じるんだよ!という皆様の声が聞こえてくるようです。(^^ゞ

新境地 or 試行錯誤?
Fairy Tale / 倉木麻衣

at 2002 10/28 01:00

ポスターとか封入特典とか一切無し(販売店独自の特典はあったらしい)で発売された倉木麻衣の
サード・アルバムを入手しました。音楽そのもので勝負という決意の表れか?それとも、販促費をケチっても売れるというオゴリか?いずれにしても、ちょうど某カメラ販売系大型店のポイントが十分貯まっていたのでそれを使ったまでのことで、決して犯罪行為でGETしたわけではないので誤解なきように!(笑)

無難にオフィシャルサイトへリンク張りましたデビューから好調にヒットを続けているアーティストにとって、サード・アルバムというのはその後の人気を左右するターニング・ポイントになることがあります。アイドルならお得意様をしっかりキープし続けるために、前2作の延長で無難に仕上げてしまうのでしょうが、倉木麻衣の場合はどうでしょうか?全曲の作詞を自ら手掛けるなど、アーティスト志向が強いので、前2作とは多少違う方向性を打ち出していますが、果たしてファンはそういうことに気付いているのでしょうか?

そういう意味で冒頭の曲というのは、一種の先入観となって聞き手のアルバムに対する印象に大きく影響するものです。しかも、デビューから3作続けて、トップにタイトル曲を持って来ています。これは聞く前から聞き手の期待を勝手に膨らませてしまう恐れがあるので、それなりに作り込んだ作品を用意しなければならないと思うのですが、今回はちょっとインパクトに欠けるように感じました。
わざと「肩透かし」を食らわすことで、前2作とは一線を画すアルバムだと思わせる狙いなのかもしれませんが、イントロやサビの盛り上げ方などは、松任谷由実の作品に顕著なパターンなので焦りました。ニュー・ミュージックの王道パターンを参考にした音色はレトロな響きもあって、その若さでもう「守り」に入ったのか?と早トチリしてしまったほどです。次がCMでおなじみの“Feel fine!”なので、前2作のパターンから離れて、タイトル曲を敢えて「引き立て役」にまわしたのかもしれませんね。

それにしては余りスムーズな繋げ方ではない気もするのですが、続く“Feel fine!”はサビのフレーズが心地良い曲です。アルバムで初めてフル・バージョン聞いて気付いたことですが、60年代のグループ・サウンズのメロディやアレンジを今の楽器の音色で表現した曲なんですね。
3曲目でようやく従来からのパターンの曲が登場してホッとしましたが、分厚い低音のグルーヴにこれほどダンサブルな曲は今までなかったような気がして驚きました。ところが、5曲目でまたまたレトロなニュー・ミュージック調の曲が登場して、意表を突かれてウヒョー!でした。今度は(あくまでもサウンド的にという意味ですけど)厚化粧な岡村孝子風とでも言いましょうか。

全体的にJ-POP以前の日本のポップスのテイストが感じられて、私くらいの世代にはレトロな印象があるのですが、同世代のファンにはきっと新境地と映るのでしょうね。それから、もうひとつ、このアルバムに顕著な傾向は『サウンドの明るさ』ではないでしょうか?
私はしばしばタイプの似たアーティスト2組を対にして捉える癖がありまして、倉木麻衣の場合は初めて聞いたときからずーっと宇多田ヒカルと対比してきました。宇多田が「陽」あるいは「光」、倉木が「陰」あるいは「影」のように捉えてきたのですが、“Feel fine!”あたりから立場が逆転してしまったようです。この観点から今度のアルバムを聞いてみると、「陰」とか「影」とかいったイメージを払拭しようしているのではないかと思えてきます。
例えば、“Can’t forget your love”。一聴しただけでは従来からのパターンを踏襲しただけに聞こえる曲も、アルバムでちゃんと聴いたら、前途に希望の光が見えてくるような前向きさを感じました。宇多田ヒカルの“Deep River” の感想を書いた際に、倉木麻衣と立場が逆転してるのではないかという指摘を頂きましたが、“Fairy Tale” を聞いて正にその通りだと思いました。

些細なイチャモンですが、恐らくアルバム中で最もコンテンポラリーな曲と思われる“Not that kind a girl”について。kind a ではなくて、kindaではないかと思うのですが、いかがでしょうか?want to wanna lot of lotta と口語表現するように、kind of kinda と表記することがありますが、本当はそれじゃないかと思うのです。
この程度なら笑って許せる範囲ですが、日本のアーティストのデタラメ英語ほど教育上芳しくないものはないと思うのです。こういうものを教材に英語の授業をしたら、生徒も英語に興味を持つでしょうし、教師だって教科書英語のような使えない英語を教えるよりも教え甲斐があると思うんですけどね。まあ、教え方を誤ると、麻衣ちゃんファンの生徒に何されるか分りません(笑)が、それは教師の人格の問題であって、私は一切責任を負いません!
倉木麻衣のニュー・アルバムの感想が、何で教育論に発展しちゃうんでしょう?このくらいで止めておきます。(^_^)