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こちらは「音楽旅館」としてスタート致しました旧館でお出しして参りました料理の記録です。
ご意見・ご感想・ご指導等を、どうぞお気軽に新館のGuest Roomsへお寄せ下さい。

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なんてこっchai! 業界初(?)衣替えするCD?!

at 2003 05/01 00:38

こういうことされると困っchaiますぅ

先月の「営業日誌」で紹介した「烏龍茶のCMソング集」。いつの間にかCDショップで見かけるジャケットが変わっていました。TVCMのバージョンアップに伴い、CDの方も衣替えだそうです(笑)。つ〜ことは、私が買ったのは「冬着」だったわけですね。ピンクのセーターがステキなジャケット写真&同系色の背ラベルに、かな〜り嫉妬した私。

まっ、ココまでは笑って許せる範囲ですが、好調なセールスをもっと伸ばそうという魂胆からか、特賞=旅行クーポン券(ナント15万円相当)が当たるキャンペーンを始めました。ところが、春バージョンのジャケットのCDを買わないと、「chai CDジャケット衣替えキャンペーン〜旅行券を当てよう〜」には応募できません!俺達が冬バージョンを買い、いい評判を振り撒いたから、じわじわと売り上げを伸ばしてきたんじゃないのか!わが師匠KTも私の勧めで(?)買ったほどなのに、これは余りにも酷い!ドリーミュージックのばかやろ〜!

それでも、中身の音楽はとても良いです(悔涙)。

Oh My Sister / Soulhead

at 2003 05/02 23:50

この画像をクリックすると、Soulheadの公式サイトへジャンプします

昨年8月にシングル“Step To The New World”でデビューしたSoulhead。瞬く間にFM25局でパワープレイやらマンスリー・ヒットやらの好待遇を受けたそうですが、私、実は自宅の電波事情の関係でラジオを全く聞きません(「聞けません」というべきかも?)。もっぱらCDショップでの試聴が主たる情報源なので、店内に流されていた昨年11月発売のセカンド・シングル“Lover,Knight,Man”を当初DOUBLEの新曲だと思っていました。この大いなる間違いに気付いたのは、今年3月に出たファースト・アルバム“Oh My Sister”がショップで大々的にプッシュされていたおかげでした。

弁解がましいですけど、私が勘違いするのも、あながち不思議ではないと思います。だって、こちらもYOSHIKA(姉=1978年7月生) & TSUGUMI(妹=1981年1月生)という実の姉妹なんですもん(ただし、DOUBLEの場合は姉を突然の病で失ってしまいましたが・・・・)。しかも、DOUBLEが新潟出身なら、SOULHEADは北海道出身という雪国つながり(?)。これでやってる音楽までブラック・ミュージックをベースにしていれば、私の勘違いも当然でしょ?(ほとんど「開き直り」か!笑)

姉のYOSHIKAがメイン・ボーカル、妹のTSUGUMIがラップを担当するということで、姉妹ならではのボーカルとラップのカラミがSoulheadの魅力らしいです。もちろん、コーラスのハモリがバッチリ決まるのは言うまでもないことでしょう(実は姉の一人多重コーラスなのかな?)。

もちろん、アルバムとして聞いたときの流れも流石です。畳み掛けるようなリズムに乗って、TSUGUMIのラップが炸裂するテーマ曲で幕を開けると、続くは70年代初期のソウル・ミュージックを連想させるレトロなアレンジのデビュー曲。そこからもっとアーバンな印象の3曲目“Break Up”へ。この曲のサビは、低音のコーラス部分と姉の中高域のボーカルの絡み方が、80年代のPointer Sisters(具体的に曲を挙げれば“Automatic”)っぽくて思わずニンマリ。4曲目はもっと現代に近づいてきて、90年代のTLCやSWVなどの女性ソウル・グループを髣髴とさせるヒップ・ホップなナンバー。ラジオの摘み聞きのような間奏曲を挟んで、私の一番のお気に入り“Lover,Knight,Man”が出てくる頃には、すっかり彼女達のトリコになっていました。

その後も、SANTANAをもっとマイルド&ライトにした感じのラテン・タッチな“Playboy”や、
WARのヒット曲“Cisco Kid”のバック・トラックをサンプリングしてきたような“Woo!”など、バラエティに富んでいて飽きさせません。

余談ですが、チョット耳にしただけでは洋楽と聞き間違えてしまいそうなアルバムですが、期間限定で価格も洋楽並みに抑えられています。今ならまだ税込2,520円ですが、5月21日には通常価格盤が出ます。税込2,940円というのは、若干良心的なのではないでしょうか?

Do It For Love / Daryl Hall & John Oates

at 2003 05/14 00:58

新作を発売したレーベルの方の公式サイトへいよいよ今月下旬に迫った来日公演が楽しみな彼等の新作、よ〜く考えたら「営業日誌」で取り上げていませんでしたね。いやあ、ウカツでしたぁ〜。やはり、わが敬愛するTodd Rundgrenサマとツルんじゃったせいで、私、すっかり舞い上がってしまっていたようです(反省)。

何しろツルんじゃった曲“Someday We'll Know”というのが、現在もソングライターとして活動しているGreg Alexander のほとんどソロ・プロジェクトだったNew Radicals唯一のアルバム「ブレインウォッシュ」に収録されていたんです。New Radicalsは、ユニット名通りの辛らつな歌詞とTodd Rundgrenっぽい捻れたポップセンスで話題になったのですが、過激すぎたのがマズかったのか、あっさり解散してしまいました。

当時ヒット曲“You Get What You Give”を耳にした私は、即座にTodd Rundgrenっぽさを感じ取ってCDを買いましたが、Hall&Oatesの二人も実は注耳(=注目)していたんですね。昨年Todd Rundgrenサマを前座にアメリカ東海岸をコンサート・ツアーで回ったのをきっかけに(?)、この曲のレコーディングに呼んでしまったようです。いわば自分達のフォロワーの曲をカバーした格好になったわけですが、そういう先入観なしに聞いても十分イケル!と思うのですが、いかがでしょうか?

昨年の来日で大いに恩恵に与った方のレーベルへちなみに、この曲が日本ではアルバムからのセカンド・シングルになります!同日(5/21)には、RCA〜アリスタ音源の発売権を持っている、昨年の来日で一稼ぎした方のレーベルからも、12-inch Collection というCDアルバムが出ます。これは昨年の来日に合わせて出すはずだった代物で、もう一稼ぎしようという魂胆がミエミエですねぇ。

さて、話を最新作に戻しましょう。このアルバム、日本でのファースト・シングル“Man On A Mission”で幕を開けるのですが、この曲のイントロ聞いただけで「イケル!」と感じました。一瞬にして70年代フィリー・ソウルのレトロな雰囲気に包まれてしまったからです。アメリカでもコレをシングル・カットすればいいのになぁ〜と思っていたら、次のシングルはこれになるようです。

さらに、アルバム・タイトル曲、前述の曲、そしてアメリカでは先行シングルとなった曲と聞き進むにつれ、ファンの間では評判の良い前作“Marigold Sky” よりもすんなり聞けるアルバムだと感じるようになりました。しかし、後半の曲は無難にまとまり過ぎていて、ちょっと退屈になるかもしれません。しかも、終盤にはそれぞれのソロ作に収録されていた曲のリメイク版が待ち構えています。その上、昨年3月にアメリカで出たベスト盤で、アルバム・タイトル曲と共に一足先に披露された“Heartbreak Time”まで登場します。熱心なファンには新鮮味に欠けるようですが、そうでなければ(私のように)十分楽しめる内容だと思います。

このアルバムには前作に不足していた躍動感があって、もうすぐそれをライブで体験できるのだと思うと、今からワクワクです。日本盤にはボーナル・トラックにライブ・バージョンで、例のCM曲が収録されています。新しいファンやしばらくご無沙汰だった往年のファン向けの練習曲という意味合いがあるのだとしたら、コンサートへ行く際には一糸乱れぬ手拍子で鼓膜が破れないよう、事前準備が必要かもしれませんヨ。(^_^;)

Live At Nakano Sun Plaza / Jackson Browne

at 2003 05/14 14:00

あれから、もう10日が経ちました。私にとってはGW中唯一の娯楽だったコンサートのことです。PCの修理以降、映画ネタに傾倒していたオーナーSunHeroですが、久々のコンサート・レポートです。

6年振りのオリジナル・アルバム“The Naked Ride Home” のプロモーションを兼ねて、Jackson Browneが5年振りの来日公演を行いました。猛威を振るう「新型肺炎(SARS)」を警戒して来日が延期になったアーティストもいる中、ちゃんと来日してくれただけでも有難いのですが、まさかこんなに長丁場のパフォーマンスをしてくれるとは予想だにしていませんでした。

本題に入る前に、「行きたかったのに行けなかったぁ」とか「来日したの知らなかったよぉ」という悔しい思いをされている、そんな皆様への一寸朗報です。下記のサイトで東京公演に先駆けてオンエアされたFMラジオ生出演の模様が聞けます!しかも、ギター一本による弾き語り部分は見れます!(要RealOne Player・・・多分RealPlayerでも大丈夫だと思います)
http://www.j-wave.co.jp/original/viva_access/clubviva/guest/
(左側の出演者リストから、5/1のJackson Browneをクリックして下さいネ♪)

さて、私が見に行ったのは、最終日(5/4)です。2日が23曲、3日が25曲、そして4日は・・・・
曲名に続くカッコ内は、ジャクソンが使った楽器(G=guitar、P=electric piano)と収録アルバムの番号です。

*First Set*
 1.Everywhere I Go (G-I)
 2.The Night Inside Me (G-L)
 3.Fountain of Sorrow (P-B)
 4.The Barricades Of Heaven (G-J)
 5.Casino Nation (G-L)
 6.Till I Go Down (G-G)
 7.Don't You Want To Be There (P-L)
 8.Linda Paloma (G-C) *
 9.These Days (G-A)
10.The Naked Ride Home (G-L)
11.My Stunning Mystery Companion (G-L)

−−intermission (Jackson called it QK=休憩?)−−

なぜか左寄りなんですが、政治的な意味合いでもあるのでしょうか?*Second Set*
12.About My Imagination (P-L)
13.In The Shape Of A Heart (G-G)
14.For Taking The Trouble (G-L) 
15.Lives In The Balance (G-G)
16.Song For Adam (G-@) *
17.Jamaica Say You Will (P-@) *
18.Late For The Sky (P-B)
19.A Child In These Hills (G-@)
20.Culver Moon (G-J)
21.Doctor My Eyes (P-@) *
22.Sleep's Dark And Silent Gate (P-C) *
23.The Pretender (G-C)
24.Running On Empty (G-D)

*Encore*
25.Take It Easy (G-A)
26.Soldier Of Plenty (G-G)
27.I Am A Patriot (G-H)

≪notes & brief discography≫
@:4 from “Jackson Browne” (January 1972)
A:2 from “For Everyman” (October 1973)
B:2 from “Late For The Sky” (September 1974)
C:3 from “The Pretender” (November 1976)
D:1 from “Running On Empty” (December 1977)
E:× from “Hold Out” (June 1980)
F:× from “Lawyers In Love” (August 1983)
G:4 from “Lives In The Balance” (February 1986)
H:1 from “World In Motion” (June 1989)
I:1 from “I'm Alive”(October 1993)
J:2 from “Looking East” (February 1996)
K:× from “The Next Voice You Hear:The Best Of 〜” (September 1997)
L:7 from “The Naked Ride Home” (September 2002)

※ 70年代=12曲、80年代=5曲、90年代=3曲という配分になるのは、ファン・サービスと割り切っているんでしょうネ。何しろ「*」は観客のリクエストに応えたものですから。ちなみに、Kが×なのは、「このアルバムに収録されている新曲をやらなかった」ということです。

客席は、追加公演(チケット発売が他の公演日より遅かった⇒先にGWの予定を入れてしまった)ということもあるのか、1階席でも後方の5〜6列は当日券らしい客がチラホラといった状態。2階席なんて言わずもがな!ジャクソン&バンドの連中も十分承知の上で、手抜きなしの演奏を繰り広げてくれました。何しろ、この日しかやらなかった曲が・・・エエ〜と5〜6曲だったかな?

2曲目が終わったところで、軽い挨拶。他の日にも来てくれた人がかなりいるのを確認すると、今日はもっと沢山違う曲をやるよ!みたいなことを仰って、観客の拍手が一際大きくなる場面も。何しろオープニングからして意表を突いて、他の公演日とは違う曲でしたからね。他の日はすべてこの日の2曲目がオープニングだったそうです。そういっておきながら、エレピの前に座ってから、次の曲は(今回の来日公演で何度もやってるから)そうじゃないけどね!とか言って、ニヤケていましたっけ。年取って(当年55歳)ボケをかますようになったのか?!

そういえば、恒例のリクエストの掛け声も序盤から飛び交い、堪らず「その曲は後でやるから」なんて応酬する場面もありました。そんな中、ジャクソンの気分に見事にマッチしたようで、That's a good idea.を連発しながら応えてくれた最初のリクエストが8曲目でした。ところが、一番新しいバンドメンバーのRussell女史はリハの経験がなく、ジャクソンはOh! you don't know!と珍しく大げさに驚いて、観客の笑いを誘ってました。

後半に入ると、調子付いた観客のリクエストが盛んになり、16・17曲目を気前良く披露。一方、Doctor My Eyesのリクエストには、「その前にやりたい曲がある」とか言って、20曲目のやや長めの前説。結局言いたいことが上手く説明できず、徒労に終わった感も。否が応でも言葉の障壁を痛感させられました。

個人的にちょっとショックだったのは、アンコール1曲目。エンディングの「ウ〜ウウ〜ッ」に至るまで完全にイーグルス・バージョン。もし前述のラジオ出演を聞いていれば、さほどショックに感じなかったかもしれません。だって、かつてコンサートで演奏することを頑なに拒否していたんですよ。それが、リクエストに気軽に応えてビックリ仰天だった1994年の来日、終り方こそ違ったもののイーグルス・バージョンの歌詞で歌ってしまった前回の来日と、次第に拘りが薄れていくのを少々寂しく思っていました。覚悟はしてたけど、ついに行く所まで行ってしまいましたネェ〜。

全体的には和やかな雰囲気の中コンサートは進行して行きましたが、社会的政治的な批判精神をアピールすることも忘れてはいませんでした。5・6曲目あたりは、米英のイラク攻撃に対する反対表明なのは明らかですが、前説でわざわざそのことに言及してくれました。その熱心さに触発されたのか、レゲエのリズムが心地良い6曲目では観客の手拍子が付きました。さらにエスカレートして、アンコールの最後の2曲は他の公演とは異質な展開になりました。タイトルを見れば言わずもがな・・・・何となくお分り頂けますよネ?

東京三連荘の疲れを見せることもなく、むしろバンドのメンバーも寛いでいた印象があります。しかし、何よりも印象深かったのは、丸くなった印象のジャクソンが観客のリクエストを適度にあしらいながら、しっかり自分の信念を貫いたことです。密かに独り悦に入った夜でした。

[i] / 莫文蔚(Karen Mok)

at 2003 05/24 00:16

ここをクリックすると、アルバムの概要のページにジャンプします今これを読んで下さっている皆様の中には、映画「クローサー」(先月の「営業日誌」を参照願います)の主演三女優の一人として記憶されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?香港映画界きっての個性派女優にして、マルチリンガル(北京語・広東語はモチロン、英語・伊語も話せるとか)な才女=莫文蔚(Karen Mok)です。

彼女は音楽活動も積極的で、2000年までのCDのいくつかは、日本でもロック・レコード(前述の映画のサントラ盤も!)から発売されています。日本でも歌手として注目しているファンが多いのか、日本独自編集によるCDまであります。ところが、ここしばらく音沙汰が無いように思っていたら、レコード会社を移籍していました。どうやら今のところ最新アルバムらしいのが、このCD(2002年4月18日リリースと明記されてます)というわけです。

Sony Music Entertainment (Taiwan) 移籍第一弾であるこのアルバム、Jackson Browneのコンサートのために久しぶりで中野へ出向いた際、コンサート前に立ち寄った香港台湾のCD、VCD、DVD、雑誌を販売する店=ジャスミンティで見つけました。この店は、当ペンションの「名所案内」で紹介しているsugichanさんに教えて頂き、中野へ行く用事があるたびに、わざわざ時間を作って訪れています。

ラッキーなことに、台湾での予約特典だった2曲入りCD(1・7曲目の広東語バージョン)まで付いた、実質3枚組でした。元々はBonus VCDが封入されたスリップケース入りデジパック仕様の2枚組で、オマケCDは別梱包の添付品です。VCDも付いていない通常版が2,000円(税別)くらいらしく、店の人の話では特典CDはモチロン無料で仕入れたので、(為替レートの変動に影響されることはあっても)特典無しでも同じ値段になるということでした。そういう事情は抜きにして、3枚組で2,290円(税別)!!買わずに一生後悔するより、買って後悔する方がマシ!と割り切りました。

後で色々調べたら、前11曲中3曲が「クローサー」のサントラにも収録されていることが分かりました(1・7・11曲目)。モチロン、映画で印象的に使われていた“Close To You”も含まれています。ただ同じアレンジのはずなのに、何となく別バージョンぽく聞こえるのは、私がモウロクしたということなのでしょうか?映画館の音響と我が家のリスニング環境のギャップによるものだと信じたい!(^ム^)

日本独自編集版「キャンディ・キス」はこれですさらに、ZONEのヒット曲まで取り上げています。8曲目の“Alive!”は、「Secret Base〜君がくれたもの」のカバーです。終盤のドラマチックなアレンジはオリジナル以上に感動的ですが、カレンの熱唱には声量不足が否めないのが惜しまれます。そういえば、かつてSPEEDの曲をカバーしていたことがありました。かの地での化粧品のCM曲を伊秩弘将が手掛けたのがきっかけだったようで、そっちは日本独自編集のアルバム『キャンディ・キス』 (⇒)に収録されています。

実はカレンのアチラ版オリジナル・アルバムを買ったのは、今回が初めてです。もう一枚持っていますが、それは前述の日本編集版だからです。そういうわけで、このアルバムのスタイルがこれまでの彼女のアルバムの延長上にあるのかどうか分かりませんが、『キャンディ・キス』 もこんな感じだったように記憶してます。

どういう感じかというと、“I Will Be Fine”のようなロック調あり、“那可不一定”のようなヒップホップ調あり、“イ尓給我多少時間”のようなストリングスでスケール感を上手く醸し出している歌謡曲調あり、“左岸・右轉”のようなちょっとアンビエント調あり、“如果イ尓是李白”のようなYMOっぽさを感じさせる中華ポップス調あり・・・・と多彩です。しかし、多くの曲は“原罪”あたりに代表される王道バラード調で、香港ポップスとは一線を画する作風は日本語で歌ったらそのまま日本でも通用しそうな感じです。

ついでに、VCDに触れておきます。「精華版」(“ハイライト”ってことですよね?)とあるので、昨年のコンサートから本作収録曲6曲をピックアップした約30分の映像作品ということになります。アチラのVCDに付き物の歌詞字幕が表示されますが、一般的なカラオケVCDと違って、ちっとも目障りではありません(嬉)。ただし、これを見てしまうと、彼女が個性派なのは女優業だけではないことが判ってしまいます。独特の唱法は声量がないせいであって、バラード・シンガー向きではないのに、収録曲にバラードが多いのはなぜなんでしょう?

イギリス生まれで、イタリア留学経験もあるせいか、普通の香港ポップスとはチョット趣を異にするアルバムです。その分日本のアーティストがやる洋楽っぽいサウンドに近くて、日本人にも馴染み易いけど、大して面白くないと感じる人もいるかもしれません。

BoA 韓国3集 “Atlantis”
収録曲目判明!!

at 2003 05/25 21:24

ようやくSMEntertainmentのサイトでも発売の告知がされたBoAの3集ですが、発売まで1週間を切ったというのにジャケ写すら見つかりません。

とりあえず、下記のサイトで曲目だけ判りました。噂通り、ソウル市公式ソング”The Lights Of Seoul”(2バージョン?)がボーナス・トラックとして収録されるようです。しかし、ココのサイトはメチャクチャ高いなあ。

@Tower.JP


SMILE / スガシカオ

at 2003 05/26 23:46

僕のオフィシャルサイトにリンクしてます。よかったら来てみて下さい。待望のニュー・アルバムが出ました。オリジナル・アルバムとしては2年半ぶり、「夜空ノムコウ」のセルフ・カバーが何よりも嬉しかった企画アルバム“Sugarless” からでも1年半ぶりとなった新作は、レコード会社移籍後初のアルバムということで、スガ自身も心機一転を図ったと語る充実作です。

先行シングル曲を3曲とも収録していますが、「アシンメトリー」以外はアルバム用に録り直しているようです。さらに最新シングルのカプリング曲までalbum versionとなっています。私はシングルをほとんど買わ(借り)ないため、違いを確認する術がありませんが、album versionに不満は感じなかったので、やはり遡ってシングルを買う事はしないと思います。

しかし、熱心ならファンなら、そしてインターネット接続のできる環境にあれば、version違いとかに拘らず、シングルもまめに買い続けてきていることでしょう。いつ頃から始めたのか分かりませんが、スガシカオのCD(シングル/アルバムを問わず)にはIDとpasswordが封入されていて、特典サイトから期間限定でスクリーンセーバーや壁紙のダウンロードが出来るからです。一度集め始めたら止められなくなるのは、人間の悲しい性分ですからね。逆に後追いではダウンロードできないわけですから、販売戦略的にはマイナスの作用もある気がします。

さて、内容の方ですが、冒頭の「Thank You」から独自のファンク・グルーヴが全開のイカしたナンバーです。この曲に垣間見れるように、スガシカオ・サウンドにはP−ファンクとスティーヴィー・ワンダーの影響があるように思います。特にこの曲のサビのシンセなんて、コード進行は「可愛いアイシャ」で、音色的にはP−ファンクですよね?この傾向はそのまま次曲に受け継がれています。かと言って、粘っこいグルーヴを微塵も感じさせないポップス調の曲(例えば「桜並木」)やアコースティック・ナンバー(例えば「気まぐれ」)もあって、そういう緩急の使い分けが女性ファンのハートを鷲掴みにするのかもしれません。

オレのPVが見たかった人、公開が短期間でホントごめんな。もうひとつ、見逃せない魅力は歌詞です。「アシンメトリー」「桜並木」のように人生を真っ直ぐに見据えた歌は、心のビタミン剤だと思います。特に日常生活の様々なプレッシャーや不安で自分を見失いかけているような人の心には、すんなり染み入るのではないでしょうか?その反面、「優等生」で歌われているのは、男なら誰の中にも沸き起こるであろう妄想。余りにも素直にアブノーマルな願望を露にするから、「暗い」・「変態」といったイメージが付いて回るようになってしまったのでしょう。いずれにせよ、その根底に共通してあるのは、誤解されることも厭わない「率直さ」。これがスガシカオの歌の世界に共感するキーワードだと考えます。

30代目前になってイベント・プロデュースの仕事を辞めて音楽で身を立てようと決心し、デビュー前に山梨の山中の納屋のような家で曲作りに没頭したというスガシカオ。本作の製作に当たっては、初心に帰って山梨の山中に一軒家を借りて、レコーディング機材を持ち込んで、デモ作りに励んだそうです。その割には出来上がった音楽は従来の路線を踏襲しただけのように聞こえますが、ファンの期待を裏切らずにさらに良いものを生み出そうとするには、時にはそういう気分転換的な行動に出ないとならないのかもしれません。そういう努力があって、今ココに「いつもながらの安堵感が心に広がる充実作」がある・・・・というわけです。

Home / Simply Red

at 2003 05/28 21:36

この画像をクリックすると、SimplyRedの公式サイト(英語です)へジャンプします!Simply Redも1984年にシングル“Money's Too Tight (To Mention)”でデビューですから、来年はナント20周年(驚)。名盤“STARS” からもいつの間にか12年。そして、前作“Love & The Russian Winter”からでも4年振りで(正確には3年4ヶ月振りだが)新作が出ました。といっても、それは3月のことで、CDを買ったのは4月、そして今はもう5月ですねぇ。(^_^;)
昨年の暮れに、今年早々に新譜LY REDSIMPが出る(やっぱ無理がありますかね?こういう表記は!)という情報を得ていながら、長年の友人であり音楽の師匠であるKTの新居で実物を見るまで、発売になっていたことすら知らなかったのです。本当に待ちわびていたのかと問われると困ってしまいますが、ホント私って大マヌケですね。6月リリースのSteely Danでも同じことをしてしまいそうで怖い。

自分を卑下してばかりいたのでは立つ瀬がないので、ちょっとだけ言い訳をさせて下さい。Simply Redは、デビュー・アルバムから“STARS” までと、“LIFE” から前作まで、ほぼ2年周期でオリジナル・アルバムを発表してきました。ところが、再び4年近いインターバルがあいたので、待ちくたびれてしまった・・・・というのは、やはりファン失格でしょうか?(*_*;

さて、今作のセールス・ポイントは、やはりファースト・カットの“Sunrise”と2曲のカバー曲ということになるのでしょうね。シングル曲は“I Can't Go For That (No Can Do)”をバックトラックに配した曲で、まるでDaryl Hall & John Oatesの新作のリリースを援護射撃するような格好になりました。イマドキこういう「元歌そのまま使い」は芸がないと思われがちですが、私は結構気に入ってます。
2曲のカバーは、・・・・特にStylisticsの“You Make Me Feel Brand New”(邦題=誓い)は、かな〜り気合いの入った歌唱ですが、曲本来のイメージに余り合っていないような気がしました。むしろ、70年代前半のソウル・ミュージックのテイスト、それもモータウンよりフィリー・ソウルの影響を強く感じさせるテイストを、ふんだんに盛り込んだオリジナル曲の方が味わいがあると感じました。

特に好きなのは、表題曲の“HOME”です。アルバムの冒頭にしては地味な始まり方ですが、ストリングスや軽めのホーンが穏やかな曲にメリハリを与えていて、じわ〜っと心が和むような静かな感動がありました。どうやらこのアルバム・タイトルには様々な意味が込められているようですが、私的にはmake yourself at home(どうぞ、お楽に)と解釈してます。それもこの曲の印象に起因しているのかもしれません。当ペンションのお客様にも同じ気持ちをお分けできたらいいなあと思うのですが、いつも辛口のレスばかりしてしまいますね。(反省)

今やすっかりMick Hucknell のソロ・プロジェクトとして認知されているSimply Redですが、前2作ではAGM (味の素と間違えないでね!笑)というプロデュース・チームを組んでいましたが、今作のプロデュースはGM (アメリカの自動車会社のことではない!・・・クドイ?)だけになってしまいました。GM とはGota Yashiki Mick Hucknell のことで、A を担っていたAndy Wright “Sunrise”での大胆なバックトラック差し替えを担当した程度の関わりしかしてません。それが今作と前2作との趣の違いに表れていると思います。従来からのファンの失笑を買いそうなほど好き勝手に音楽を作っていた印象のある前2作とは打って変わって、地味だけどコクのあるアルバムに仕上がっていると思います。


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